DroidKaigi2019にスカラシップで参加してきました
はじめに
題名通り、スカラシップでDroidKaigi2019に参加してきました。
技術的なことは書かずに経緯と単純に感想文です。
ちなみに大学生ですよ。
各セッションの詳しい感想はまた別に書きます。
追記:各セッションの感想書きました(こちらの方がテンション高めです)
kumaneko-progdiary.hatenablog.com
目次
経緯
DroidKaigiのことは去年開催の時点で知ってました。
その頃はAndroidアプリ開発を始めて半年ぐらいだったと思います。
前回のDroidKaigiで1つだけ気になるセッションがあったのですが、学生で地方でなので行けるわけもなく。でも、そこでこのDroidKaigiというものがあるというものを知りました。結果そのセッションはキャンセルになったのですが...
「来年は行くぞ!」
と、思ったのを覚えてます。
とは思いながらAndroid開発は続けていましたが 1年が経ったときには少し自分の中の状況が変わってしまっていたのと、昨年後半は追い打ちをかけて個人的に少し落ち込んでいたのもあって「もういいかなぁ、どうせ行けないし」と思ってました。
お金(交通費)+大学4年生(卒論)+関西住み+ α ということで素直に行けないなぁと思ってました。
そしたら、
こんにちは!DroidKaigiではスカラーシッププログラムというのをやっておりまして、こちらは交通費等のサポートも得られますのでぜひご応募ください☺️https://t.co/0lPGPDF0KB
— こまたつ (@k0matatsu) December 6, 2018
こちら学生さん向けのプログラムになっておりまして、bioが学生さんっぽかったのでご案内しましたが違っていたらすみません
と教えていただきました。
スカラシップの存在自体は知ってましたが、自分がこれに応募してもいいのか?という気持ちになってました。
すると、
うん。問題ないよ。ぜひ応募してみて!
— mhidaka@DroidKaigi (@mhidaka) December 6, 2018
4回生と言ってるところが地方感丸出しなのですが、この春卒業なんですよね自分。
とまあ、この返信をもらってしまった時に「もうこれは応募するしかないのでは?」となりました。
勉強会とかカンファレンスとかそういうの参加したことないからDroidKaigi行けたらいいなぁ…と思いながらとりあえずスカラシップのやつ申し込みしてみたけど書いてるうちに自分たいした技術力も実績もないなと思いながらちょっと悲しくなる現実を感じてしまった。
— くまねこ (@robocg8327) December 12, 2018
これは、応募アンケート書いてるときの心境。
droidkaigi行けるっぽいです。ありがたいですm(_ _)m
— くまねこ (@robocg8327) December 17, 2018
と、スカラシップでDroidKaigi(東京)に行けることになりましたとさ。
親が相当疑ってて「本当に大丈夫なのか」と何回も聞かれました。
親はITないし理系からほど遠い人(父親にいたってはガラケー)なので仕方ないのですが…
自分も参加したことないしそこまでやってくれるのかって驚いたので東京のIT企業すごいなと思わざるを得なかったです。
ただのプログラミングの日常を垂れ流してただけのTwitter様様です。
卒業研究で1月はほとんど大学に閉じこもり、発表も無事終えて、論文も書いて、と時間が空いたと思ったら月末になってDroidKaigiまであと1週間になってました。
それから当日まで何してたか?っていうのは下のやつ見てくださいな。
これ ↓ に書いてる空白の3日間は卒業論文書いてました。
当日までに卒論終わらなかったですけどね(帰ってから2月いっぱい頑張りました)
kumaneko-progdiary.hatenablog.com
Contributorになりたかったぁ…
前日
東京に前日入りしました。
なぜか新幹線で酔いました。
これが前兆だったのかもしれないなぁと後から思ったり。
DroidKaigi1日目
1日目見たセッションは、
- ウェルカムトーク
- マルチモジュールなプロジェクトでテストはどう変わる?
- マルチモジュールプロジェクトでのDagger2を用いたDependency Injection
- アプリをさらに成長させるための技術戦略(振り返りとこれから)
- ぼくのかんがえた最強のUsecaseの作り方~あるいはビジネスロジックとはなにかという1つの回答~
- 休憩(企業ブース)
- Redux for Android
- パーティ
一言でいうと体調が本当にやばかったです。
記憶が結構あやふやなんですよね。
慣れない遠出と、あとから思えば会場かなり暑かったのが原因かもしれないです。
次の日ケロッとしてたので。
企業ブースに行ってステッカーとかお菓子とかもらいました。
各企業さんありがとうございましたm(_ _)m
企業ブース行ってもあんまり学生だと気づいてもらえなかったのと「学生です」って自分から言うのもなんだかなーって感じだったので「大学生は見た目じゃ学生の内に入らんよなーそりゃそうだ」とか思ってました。
それと思考が回ってなかったのであまり話という話ができなかったのはちょっと後悔しました。エンジニアがあんなにいる状況自体が初めてに近い状態だったので少し緊張してしまった気がします。
これじゃだめだと思って「ステッカーもらっていいですか?」を合言葉に回ってみると上手にとは言えなかったですが、意外と話せたり、こういうイベントあるよとか教えてもらったりクイズしたりと結構充実しました。
もらったステッカー達↓
こういうイベントあるよっていくつか教えてもらって思ったのが「距離的に行けないな!わかってるけども!」と言葉を出さないけれど思ってました。
参加者のMac率すごいですね。感覚98%ぐらいでした。Web企業はやっぱりそうなのかー!という心境でした。
体調もあんまり戻らなくてパーティは最低限のご飯を頂いてすっと抜け出しました(すいません)
とは言っても話す人いなかったのですごく寂しかったんですよね。
パーティ体調良ければふら~っと回ったんですけどね。気力が…。
急募:話しかける勇気
DroidKaigi2日目
2日目見たセッションは、
- Not Just Rotation: Configuration Changes on Android
- Guide to app architectureを踏まえた既存アプリの設計改良
- Deep dive into MotionLayout
- Android Studio設定見直してみませんか?
- 今日から始める依存性の注入
- ゼロから実装する縦書きTextViewとその周辺技術
- 休憩(企業ブース)
- 実践 WorkManager
- BLEアプリ設計パターン(動画)
完全に体調全回復してました。
3つ目に見たDeep dive into MotionLayoutのセッションは本当に来てよかったと思えたセッションでした。英語に泣かされた経験があるので少し敬遠していたのですが、初心者枠って書いてあるのを信じて参加しました。
結果、英語わからないけどなんか凄い!こんなことできるんだ!という感じでした。
お疲れ様でしたm(__)m
— くまねこ (@robocg8327) February 8, 2019
ひとつ悔しいのが英語を聞き取れたら絶対にこれ面白いんだろうなぁっていうセッションがあったこと #droidkaigi
同時に英語読み聞きぐらいはできるようになりたいな、というかならないとなと思った瞬間でした。ここで英語って必要なものっていう自覚が初めて湧きました(遅い)
前日を取り返すかのように見てましたね。前日の反省を踏まえてちゃんと休憩を入れるようにしました。
あとから動画配信されるからこそ気兼ねなく企業ブースに行けたのはよかったです。でもその場で聞くのが楽しいっていうものもあったので(Android Studio設定見直してみませんか?というセッションは確実にその場の空気がありました)無理なくという感じで選んでました。
最後のセッションはホテルで聞いてました。
同時配信すごい!
後日
新宿周りで少し観光しました。
雪すごかったです。
雪の予報で新幹線止まるのではと心配してましたが、帰りは遅めにしていたので定刻で帰れました。昼間は止まってたみたいですけど自分としては影響全くなかったです(新幹線エラー不良?)
思い出したので追記で個人的な観光の面白いネタ話書いておくと、
新宿のロッカーで中国人に使い方教えたり、新宿御苑でアメリカ人っぽい人達に写真とってと撮ってあげたりとかしてました。
どっちも日本語通じず、普段でもよく道を聞かれる自分にとっては外国人にも適応されるんかと面白い体験をしました。それと会場で部屋どのへんか聞かれたのもたぶん外国の方でした(日本語通じた)。
中国の人って簡単な英語通じると思ってたのが通じなくて、でも翻訳アプリを向けてきたので話すとちゃんと伝わってるみたいでアプリすごいなってなりました。
おわりに
スカラシップで参加しましたが、参加できてよかったです。地方に住んでて行きたいと考えてる学生の方はぜひスカラシップで参加してみてください!(来年スカラシップ枠あるのかわからないですが…)
個人的に自分がそうなのですがあまりこういうものに参加したことが無い学生に行って欲しいなぁという感じです。自分の最初の一歩にはかなり大きすぎるイベントだった気がしますが、勢いも大事だなぁって思いました。
DroidKaigiに関してだけで言えばAndroidアプリ開発始めて半年~1年だと結構内容わかるんじゃないかなと思います。自分は1年半ですが、どれも聞いたことはある言葉ばかりだったので1年ぐらいだと無理せず聞けるかな?と思いました(個人的感覚)
もちろん知らない言葉も出てきますがそれを知るのがこのDroidKaigiのカンファレンスの意義のような気がするので気にしないでいいのかなと思います。
Twitterに強い学生さんがたくさんいると思うんですけど臆せずに参加してみてください!
関西で勉強会みたいなものは一応あるのですが、同級生も含めて普通はあまり積極的な人は多くないです。そもそも存在自体知らなかったり、学生が参加していいものっていう考えの前提自体が薄い印象です。私もAndroidに興味をもって始めたのが1年半前で、勉強会という言葉を知ったのがちょうど1年前です。同時にDroidKaigiというものを知ったのもその時です。
というかさらに言うと学生が参加してよかったの自分が知ったの学外でとあるプロジェクトに参加した時に他の大学の人に教えてもらって結構最近っていう…(去年の7月ぐらい)
「DroidKaigiは大きいカンファレンスだから学生も行けるんだ。へぇー。」
ぐらいの感覚です。はい。これは完全に無知でした()
Android開発始めたのに一応きっかけみたいなものはあったのですが、友達もあんまりいい反応をしてくれなかったので、結局基本ずっと一人で手さぐりで開発してました。知らなかったのもありますが、勉強会も少し臆病な自分が混じって参加まではしたことなかったです。Twitterで情報を集めるようになってから少しずつ世界が広がっていった感じです。
それまではWeb技術以外のことをしてきたので新しいものを全体で追いかけてるWeb業界は自分にとってとても新鮮なので好奇心が全く飽きずに続いてる理由の一つかもしれないです。
最年少で中学生がいるって聞いたときは、とんでもなく恵まれてるなぁーって少し羨ましくなったりしてました。
関西はWebやアプリ開発を主体で行っている企業さらに新卒で募集をかけている企業って本当に片手で数えるほどしかないんですよね。他と比べたらある方ですが、Web系が本当に少ないです。あっても東京本社や受託開発なのでDroidKaigiに参加していたような自社開発系はほとんどないです。
そんな中でアプリ開発を全面的に推している企業を知れたのだけでもとてもよかったなぁと思いました。でもやっぱり東京だなぁ(羨ましい)っていう感じです。
東京に来てみた印象として、確実に情報量が違うなという感じです。自分の持っている技術を惜しみなく話せる人と場所とそれを実現できるIT企業が関東に集まっているという印象が強かったです。DroidKaigi前後にもAndroid関係の勉強会が開催されていたみたいですね(すごい!)
自分の同級生でものすごくプログラミングができる人がいるのですが、その人は東京に行くという選択をしなかったです。情報系の大学に行ったからってプログラマーやSEにならない同級生もいます。もちろん関東に行く人もいます。大学生の就活事情ってそんなもんです。
別に関東がいいとか地方がいいとか正直自分にはどっちがいいとかわからないですけど外の世界を知るのも大事なのかなぁというのは感じました。
というわけで、
来年以降に学生さんで行きたいと思ったときに読んで参考にしてもらえるような感じのスカラシップで参加したからこそみたいな文章頑張って書いてみました。
各セッションの感想はまた書きますー
書きましたー
それと思い出したこと結構色々追記してますー
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くまねこ